夏に食べたい！爽やかバウムクーヘン！パティシエエスコヤマ「小山流バウムクーヘン：抹茶＆パッションフルーツ」

投稿日：2015年6月15日

パティシエエスコヤマの小山流バウムクーヘン〜抹茶＆パッション〜は、抹茶（苦味）とフルーツ（酸味）のマリアージュが存分に楽しめるバウムクーヘンです！

スイーツレポーターちひろです。

訪問いただきありがとうございます。

スイーツのテーマパークと呼ばれることも多い兵庫県三田市にあるパティシエエスコヤマ。

小山ロール、小山ぷりんとともに大人気商品のひとつがバウムクーヘン。

今回は2015年6月1日より新発売したバウムクーヘン（抹茶＆パッション）をレポートいたします。

小山流バウムクーヘン〜抹茶＆パッッション〜の中に入っていたパッケージが・・・

写真では読みにくいので以下に記載しますね。

鮮やかな抹茶色のリングの内側にはプラリネノワゼットのはしばみ色のリング。個性豊かな２トーンカラーのバウムクーヘンは、これまでエスコヤマでボンボンショコラやガトー、マカロンでも展開された「抹茶×パッションフルーツ」のバウムクーヘン・バージョンです。１層目の生地は、ヘーゼルナッツのプラリネをたっぷりと混ぜ込み、パッションフルーツの風味を添えて。重ねた２層目には、厳選された宇治の抹茶をホワイトチョコレートで練り上げ、生地に加えて焼き上げました。仕上げのグラスコートにも、パッションフルーツのフレークをちりばめ酸味のアクセントに。ふんわりしっとりとした食感、はじけるパッションフルーツの鮮やかな酸味とトロピカルな香り。そして抹茶の新鮮な香りやほろ苦さと、ヘーゼルナッツのプラリネのコク。お口の中で幾度にも重なる味覚と香りのレイヤーをお楽しみください。

商品の説明も素敵なのですが、ブックのようなパッケージに書かれた小山進シェフのメッセージが素敵すぎたので、以下にご紹介します。

【心の中に森を育てる】
春は、木々の芽吹き、苺狩り。
夏は、田舎の夕暮れ時の香り、クワガタやカブト虫採集。
秋は、色づく木々の葉、稲穂にとまった虫たち。
冬は、こたつでみかん、クリスマスにお正月。
人それぞれが、日本の四季から思い浮かべる情景・・・・・。
今もその季節が巡ってくると
子供のころに感じていた空気の香りや
自然の風景、味覚を思い出したりして
時がたっても変わらぬ、日本の美しさを感じる。

今の子どもたちも、そんなふうに季節を感じているだろうか。
彼らが私達の時代とまったく同じ体験をすることは、
もう難しいのかもしれない。
今からでも私達大人にできることは
四季の自然の美しさ、日々のくらしの中に息づく
ちょっとした日常のワンシーンを
折りにふれ、ひとつずつ丁寧に伝えていくこと。
私にとっては、幼いころの記憶のモチーフを集めて
お菓子を創ることがそのひとつだ。
もちろんパティシエ以外の人々にも、それぞれの伝え方があると思う。

子どもたちのやわらかな心の中に落とされた
四季折々の風景や感覚や感情の種たちは、
やがて彼らの中で小さな芽を伸ばし
豊かな感性の森へと育っていくだろう。
心の中に広がる未来の森を今から育てていくことも、
私たち大人の大切なミッションなのだと思う。

パティシエエスコヤマ小山進

なんか、自分に訴えかけているメッセージのような気がしました。

お菓子の美味しさだけじゃない小山進シェフは素敵すぎます。