チョコレートはどうやって作られているのか？また、それをどうやってスイーツにするのか？を知りたくて。
カカオハンター小方さんとエスコヤマ小山シェフがコラボしたショコラセミナーに参加してきました！
訪問いただきありがとうございます。
7月27日(土)エスコヤマで開催された「カカオハンター小方真弓×エスコヤマ小山進コラボ講習会」に参加してきました。
セミナーは、9月12日にお菓子教室を開催させていただく会場で行われました。
メインキッチンの上には、2種類のカカオと粉砕するための器具などがスタンバイ。
テーブルの上には、セミナー資料「カカオ豆からチョコレートを作るまでのプロセス」と、当日いただくカカオを使ったお菓子のレシピが置いてありました。
今回のショコラセミナーは、ただカカオの話を聞いて、スイーツを食べるだけではなく、参加者（6人一組）がカカオ豆の焙炒、皮むき、すり潰し（グランディング）、までのカカオ豆加工を体験できるセミナーでした。
ちなみにチーム名は、カカオの産地国になっていて、ちひろは「チーム コスタリカ」でした。
まずは、カカオハンター小方さんのお話を聞き、カカオについてお勉強。
2種類のカカオ豆を手にとってみて、色や香りの違いを確認したり、味見したり。
この時点では、とにかく苦く渋味が強い。
このままで売っても、誰も買いません（笑）。っていう感じの味わいでした。
そのカカオ豆を焙煎している間に、カカオからカカオ豆になるまでの工程の映像を見たり
カカオの模型を触りながら、カカオからチョコレートがどうやって作られるのかを学びました。
カカオは熱帯フルーツなので、直接持って帰ることができないため模型での講習でした。
途中、オーブンに入った焙煎中のカカオを覗きこみ、焙煎する前のカカオ豆とオーブンで焙煎したカカオの豆の香りの違いを確認。
焙煎する前は都こんぶ（酢昆布）のような香りがしたカカオが、焙煎することでチョコレートに近い香り高い風味に。
カカオ豆にするまでもそうですが、チョコレートになるまでには、すごく手間暇がかかっているのがよくわかりました。
オーブンから取り出されたカカオ豆をチームごとに分けて殻むきタイム。
チョコっと食べたりしながら、チームで楽しくカカオ豆の殻むきを体感しました。
カカオ豆の先っちょにある小さい丸がカカオの芽。
他の場所と違うカキッとした食感が印象的でした。
こちらが、殻をむいた後のカカオです。
相変わらず苦いのですが、焙煎したからか渋みは少しマシになっていました。
これをカカオミル（カカオ豆を粉砕するための器具）で粉砕すると・・・
なんとなんと、ドロドロの物体に。
チョコレートの原料が出来上がりです。
カカオ豆は油分55%なので、粉砕すると液状になるそうです。
（ちなみにコーヒーの油分はは20％以下なので、粉状になります。）
みんなで作り上げた出来立てホヤホヤのチョコレートの原料を使い、小山進シェフが3種類のお菓子に。
チョコレートを最大限に生かした3品を目の前でデモンストレーション。
乳化させるポイントなど、お菓子作りの経験のないちひろでもわかるよう説明くださいました。
グラスショコラ
クレーム ショコラ
テリーヌ ドゥ ショコラ ヘッコンダ
どれも、チョコレートの旨み、香りがガッツリ感じ取れるエレガントさにうっとり。
スイーツにすることで、チョコレートがこれほどまでに美味しく変貌するなんて。
周りの参加者と、美味しい。美味しいを連呼しながらいただきました。
最強コラボならではの、素材のチョコレートの風味を最大限に生かした美味しいスイーツでした。
今回お誘いいただいた小山シェフ、カカオの魅力を教えてくださった小方さん、素敵な一時をありがとうございました。
年に半分以上は、海外で良質なカカオをを求め世界を巡っている小方さん。
「カカオを知ることは世界をしること」
様々な国の環境を目の当たりにしてきた小方さんのメッセージが心に響きました。
発展途上国が多いカカオ生産地には、日本では考えられない日常がある。
美味しいチョコレートがいただける環境に感謝し、ショコラセミナーなども活用し、ちひろも1人でも多くの人にチョコレートの魅力を伝えていきたい！と強く思いました。
チョコレートの深さを教えてくださった、小方さん、小山シェフ、本当にありがとうございました！
>>カカオハンター小方さんの情報は、こちらよりご確認ください。
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