京料理 木乃婦さんの「旬の会席」はデザートまで秀逸でした!
スイーツレポーターちひろです。
訪問いただきありがとうございます。
本日ご紹介するのは、創業80年の京料理「木乃婦」さん。
木乃婦さんは、伝統的で彩り豊かな四季折々の日本料理を基本としながらも、最新の技法を積極的に取り入れる京料理が人気のお店です。
今回、初めての訪問。2階のお座敷(胡蝶の間)に案内されました。
金屏風が輝く気品高い和室に心が奪われます。
コースは、旬の会席(約20、000円)。12人で和気あいあいと楽しみました。
梅昆布茶を飲みながら料理を待つ時間がなんとも心地よい。
今回いただいた京料理を順に紹介いたします。
からすみを海老いもではさみ揚げたもの。
味はもちろんのこと、器にもこだわりを感じます。
木乃婦さんは、旬の素材を用いた京料理にワインを合わせた先駆者として有名なお店で、常に料理に合う厳選されたワインを取り揃えているそう。
写真は、今回いただいたお酒です。
2品目の栗の白和えの甘みとのマリアージュが素晴らしいお酒です。
(お酒があまり詳しくなくて品名がわかりません。知識不足で申し訳ありません。)
3品目は少し焼いた白子とフグの刺身(ジュレ仕立て)。
この料理には日本酒をチョイスしてくださいました。
フルーティーでいくらでも飲めそうな味わいが印象的でした。
4品目はハマグリしんじょの碗もの。
ハマグリの旨味が凝縮したお汁にハマグリの身が詰まった優しい味わいのつみれがベストマッチ。
柑橘系の風味がほのかに広がり、ずっと食べ続けたくなる味わい深さを見事に表現しています。
5品目は、鮑と雲丹 ジュレ。
一面ウニが敷き詰められた上にはアワビが・・・
ジュレの上品な甘みと生姜の辛味が素材の旨みをよりいっそう引き立てています。
6品目は、グジと竹の子のみぞれ鍋。
やさしい甘み感じるお出汁に表面の皮を香ばしく焼き上げたグジが絶妙にマッチ。
大根の甘みと食感が上品な味わいを引き立てています。
7品目は、百合根ごはん 牛肉添え。
噛まなくてもとろけちゃう和牛が美味しいのはもちろんのこと、備え付けの漬物と赤だしの味付けが百合根ごはんと見事なまでに絡み合います。
どの料理も丁寧に旨みを抽出しているのがわかる味わいが素晴らしいです。
こんな料理を毎日食べていたら、長生きできるんだろうなぁ~と思ったしだいです。
濃いめの赤だしを飲み干したら、お待ちかねのデザートタイム。
今回いただいたデザートは、苺のエスプーマ、キャラメルナッツと杏仁アイスです。
苺のエスプーマの下には、大ぶりのあまおうが・・・
苺の酸味とキャラメルの苦味、杏仁アイスの甘みのバランスが素晴らしく、次から次へと食べ進めてしまいました。
口どけのよい苺のエスプーマ、ゆっくりとろける杏仁アイス、カリカリのキャラメルナッツの食感も計算しつくされた美学なのかも。
和食だけでなく、最新の技法を積極的に取り入れて調理する高橋さんだからこそ表現できる美味しいデザートでした。
もの凄く美味しかったです。ごちそうさまでした!
京料理 木乃婦さんは、東京「吉兆」で5年間修行した高橋拓児(三代目)さんの素晴らしい日本料理が存分に楽しめるお店です。
和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのも高橋さんのような向上心のある料理人がたくさんいるからにほかなりません。
今回、日本の料理人のレベルの高さを身を持って体感させていただきました。
本物の日本料理を学ぶことは、スイーツを日々伝えているちひろにとって大変有意義な時間。
洋食も良いけど和食も。洋菓子も良いけど和菓子も。
今後も色々な料理を通じて味覚を更新し、日本のスイーツの奥深さ(魅力)を伝えていけたらと思います。
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■京料理 木乃婦(きのぶ)
住所:京都府京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町416
電話:075-352-0001
時間:11:30~14:30(L.O.14:00) 17:00~21:30(L.O.19:30)
休日:不定休
最寄:京都市営「四条駅」・阪急電鉄「烏丸駅」・JR「京都駅」
HP:http://www.kinobu.co.jp/top_f.html
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